はじめに

miyakaze2020-01-10

ようこそ、みやかぜページへ!

当ブログは、「みやかぜページ本館」の鉄道記事や旅行記を記載する“別館”となっております。
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189系あずさ・かいじ 〜2016年GW〜

 GW中、恒例の189系によるあずさ、かいじが運転されました。

 今期は長野の189が運用に入らず、また本数も減少しましたが、国鉄色M51の充当はサービス的な意味合いもあったように感じます。
 別の用事が入っていたこともあり、あずさ、かいじ、1本ずつの撮影です。


 中央特急に新車の導入が決定しているなか、189系には、今後も末永く“あずさ”のピンチヒッターとして活躍して欲しい次第です。

雨こそ出向こう、いすみ鉄道

 いすみ鉄道のスイーツ列車に乗るついでに、キハを撮影してきました。
 訪問2回分の写真です。



 写真の通り、微妙に溶けたアイスが気になるところですが、これで1,000円(指定席料込みなので実質700円)は お手頃。
 各社で列車内での食事がブームになっていますが、廉価で食堂車気分を味わえる いすみ鉄道の取り組みは、ファンには嬉しいものです。

189系あずさ・かいじ 〜2015年夏季〜

 お盆、お彼岸の連休中、恒例の189系によるあずさ、かいじが運転されました。

 M52の故障により、現役の189系が全編成中央特急に充当、不謹慎ながら、バリエーションを楽しめる結果となりました。
 なお、その代償で、ホリデー快速富士山号が通勤電車で代走。トイレ無し、オールロングシート、指定席中止と乗客にとっては たまったもんじゃないですが、沢山の利用者が居る連休中、運休にせず、なんとか利用者の足を確保しようとしたJR東日本の対応は、評価に値すると思います。


● お盆

 もともと山梨に滞在中、今季は“甲信エクスプレス”という列車が189系で設定されたので、近場で撮影しました。
 乗車率については何ともコメントしにくいものでしたが、専用の幕を用意する気合の入れようで、今後も運転されるか気になるところです。


 ▲ 8月14日、甲信エクスプレス、甲府周辺。光線は諦め。



 ▲ 8月15日、あずさ79号、甲府周辺。



● お彼岸

 実はレアらしいお彼岸の5連休。その初日、恒例の189系あずさ、かいじが数多く運転されました。
 GWの反省を活かし、今回は午前4時台に自宅を出発、勝沼に向かいますが、この時間だと全く渋滞しておらず、1時間以上余る結果となりました。


 ▲ 9月19日、あずさ71号、勝沼周辺。露出無し。



 ▲ 9月19日、かいじ186号回送、勝沼周辺。
 M52編成の故障により、ホリ快から急遽登板。そのため、大幅に遅延していたらしい。



 ▲ 9月19日、スーパーあずさ4号、勝沼周辺。綺麗だがこのLEDのタイミングは良いのか悪いのか。



 ▲ 9月19日、かいじ186号、勝沼周辺。晴れていれば順光。

 ※ 以上2枚は、地元の方の許可を得て撮影。



 ▲ 9月19日、あずさ81号回送、石和周辺。



 ▲ 9月19日、あずさ79号、甲府周辺。



 ▲ 9月19日、あずさ81号、韮崎周辺。



 ▲ 9月19日、あずさ85号、甲府周辺。どうもM50は露出に恵まれなかった。



 ▲ 9月22日、かいじ186号、石和周辺。M52直った。


 以上で、夏季の189撮影は終了。

 中央特急に新車の導入が決定しているなか、189系には、今後も末永く“あずさ”のピンチヒッターとして活躍して欲しい次第だ。

189系あずさ・かいじ 〜2015年GW〜

 GW中、恒例の189系によるあずさ、かいじが運転されました。
 国鉄色こそ運転されませんでしたが、いわゆる“専用色”は全て充当。残り4編成となった189系のバリエーションを楽しめる運用となりました。

● 5月2日
 この日は“あずさ”4本と“かいじ”の運転日。
 勝沼付近の撮影地へ向かったものの、八王子JCTの大渋滞にはまり、大幅時間ロス。普段20分のところ80分ってなんやねん。
 仕方なく途中のPAで富士山バックで撮影。


 M52編成、旧あずさ色ことグレードアップあずさが、“あずさ”として登場。まさか被るとは・・・。


 続いて順光撮影地を求め、Googleマップと格闘の末、勝沼へ。

 気持ちの良い順光。
 “かいじ”のM50、“あずさ”送り込み回送は“ASAMAマーク”が復活したN102。加えてC1が登場するなど収穫大。


 この先、祖父の家に転がり込み、近くの線路際で“あずさ”2本を撮影。

 “あずさ色”と“あさま色”を1時間のうちに撮影。


 ラストは初訪問、すずらんの里へ。

 側面が若干甘いながらも、夕日に照らされる“旧あずさ色”。こういうのが撮りたかったんだ!



● 5月3日
 前日のM52が“かいじ”で豊田へ帰ると言う、もはやファンサービスを疑ってしまうような運用。


 以上で、GWの189撮影は終了。
 中央特急に新車の導入が決定しているなか、189系には、今後も末永く“あずさ”のピンチヒッターとして活躍して欲しい次第だ。

ヨンケーレを追え! 〜気合いのチャリ追っかけ in 横浜〜

 横浜市交通局に残る、1台の二階建てバス、その名も“ヨンケーレ・モナコ”。
 ベルギー製の車体にUDの足回りを組み込んだ輸入車で、そのため本来なら排ガス規制でとっくに引退時期を迎えているものの、現在まで生き延びていた。
 しかし、そんなヨンケーレも、2015年3月をもって引退がアナウンス。同月末の市内観光ベイサイドライン「とことん横浜コース」に充当されることとなった。


 実は同車を生で見たことが無かったので、これは撮影に行かねばならない。
 運行日は3月28日と29日、そして30日のラストランツアーだが、ここは天気や個人的な予定から、28日の運転を撮影することに決定。
 横浜市内を走る最後の市営の二階建てバス。より多く撮影できるよう、綿密な撮影計画を企てた。


 そもそも、どこをどう巡るかは、市内観光=定期観光バスと言うことで、予め公表されている。が、どのルートで巡るのかまでは分からない。
 また、三渓園港の見える丘公園、中華街、マリンタワー、赤レンガ倉庫で長時間の観光停車があるものの、追っかけ前提で路線バスでアクセスするには少し難がある。かと言って車を使っては効率が悪い。


 そこで便利なのが自転車だ。小回りが効き、駐輪スペースにも困らない(持ってればいい)。走行ルートが分からなければそのまま追いかければいいし、良いこと尽くめだ。
 バスを自転車で追いかけるなんて可能なのかと思われがちだが、巡る観光地周辺は細い道が多いので、大型のヨンケーレではスピードを出せる訳が無い。たとえ先行されても、信号に引っ掛かれば追いつけるし、なにより持ち前の土地勘を活かせる。


 もちろん、交通ルール厳守。信号無視は論外、車の邪魔にならぬよう心がけることは勿論、走行中のヨンケーレの脇をすり抜けることもタブーだ。
 ただし、自転車通行可の歩道や、計車両通行可の一通道路は、有難く活用させて貰う。

 そしていよいよ、追っかけの日が訪れた。



◆ 各ホテル → 横浜駅 10:20

 万葉の湯を09:30から運行開始だが、そもそも走行ルートが分からないので、桜木町駅から追っかけ開始。
 09:55に桜木町駅に立ち寄ったヨンケーレは、ロイヤルパークホテル、ランドマークタワーへ。


 ▲ さくら通り西交差点


 東急ホテルを通り、インターコンチことパシフィコ横浜へ。


 ▲ パシフィコ横浜前交差点



 ▲ 同上。パシフィコ横浜をバックに。


 この後は横浜駅へ直行だが、撮れる場所が無いので本運転の撮影場所へ。



横浜駅 10:30 →瑞穂ふ頭・コットンハーバー・ベイブリッジ三渓園 11:20

 横浜10:30発。瑞穂ふ頭と言うことで、もしかしたら東神奈川方面へ出発するかもしれなかったが、他にも撮影者がいたため、高島町寄りで待機、撮影。


 ▲ 横浜駅


 ここから三渓園のルートが、高速の入口含めて全く分からなんだので、三渓園へ先回り。
 比較的走りやすい首都高沿い、新山下側の道を走り、桜が咲き始めている三渓園へ。路線バスで言うと、まるっきり8・148系統のルート。


 三渓園の入口に当たる交差点には、ヨンケーレ到着予定時刻の10分ほど前に到着。先回り成功。
 余裕があるかと思いきや、振り向けばヨンケーレが同時到着。早着しているらしい。


 ▲ 三渓園付近

 満開には少し早いものの、桜と一緒に撮れて満足……と言われれば微妙。ここはもう1回、この場所で撮影したい。


 ヨンケーレは12時過ぎまで三渓園に停車しているので、予定では、その隙に山元町方面へ移動し、細い路地、坂道を進む姿を撮るはずだった。
 しかし考えれば考えるほど、桜とのショットは捨てがたい。だが、この場所でもう1発撮るとなると、港の見える丘公園方面への追っかけが厳しくなる……かも。


 さぁどうする。ひとまず、停車中のヨンケーレをスナップ。
 すると、ヨンケーレの運転手さんが話しかけて来てくれた。


 「ずっと自転車で追いかけてくれてましたよね。ありがとうございます」


 はい。やはりオレンジのサイクルジャージは目立つ……と言うより、そんな奴は自分以外に居ないだろう。
 それより、自転車は大型車にとって邪魔と認識しているので、お礼を言われたのは正直予想外だった。こちらこそ、ありがとうございます。

 せっかくなので、この先の走行ルートを聞いてみた。
 おおよそ予想していたルートを走行するようで一安心。そして、ちょこっと賭けに出ることにした。



三渓園 12:10 →西洋館・外国人墓地港の見える丘公園 12:35

 やはりまずは桜と絡めて撮影。


 ▲ 三渓園付近


 そして、ここからが“追っかけ”の名に相応しい行程となる。
 桜を撮りつつ、港の見える丘まで先回りして、さらに撮影する――。普通なら思いついても実行しない荒業に出る。
 そもそもヨンケーレは25分で港の見える丘まで行くのに、自分は更に先回りしようとしているのだから、なかなか厳しい。


 しかししかし。道の狭さや、本牧通りの信号の多さ、路駐車による流れの乱れを考慮すると、決して先回りが難しい訳では無い。
 現に、三渓園入り口付近の信号では、さっそくヨンケーレが詰まる。細い道に感謝。自転車を降りて歩道を押し歩いてヨンケーレを追い抜き、一気に逃げる。


 ……が、本牧通りは見晴トンネルのデイリー付近であっさり抜かれてしまった。案外早いし信号にも引っ掛からない! そしてこちらが信号に当たる始末。
 このままでは先回りなんて到底不可能と思われがちだが、一つ、先回りルートを用意しておいた。


 ヨンケーレは柏葉方面へ大回りして丘を登るが、自分は麦田町のトンネル上の急坂を登り、大きくショートカット。一部一方通行だが、“軽車両除く”なので、問題なく通行できる(実際は坂が急すぎて押して歩いた)。


 港の見える丘の到着時刻から考えるに、恐らく先回りは成功したはずだ。
 目星を付けた場所で、しばしヨンケーレを待つ。案外時間あった。


 ▲ 元町公園付近。特徴的な電話ボックスと一緒に。


 この直後、ヨンケーレは外国人墓地付近で車窓停車を行ったため、有難く追い抜き、港の見える丘公園前の交差点で、もう1枚。


 ▲ 港の見える丘公園前交差点


 この後、公園内を少し散策し、ヨンケーレをスナップ。

 スナップしすぎたせいで、気付いたらヨンケーレが発車していった。



港の見える丘公園 13:00 → 中華街 13:05

 ここは元々撮影予定には入れていなかったので、同發の狭い駐車場に入るヨンケーレを見守り、自分も昼食をとることにした。


 少し移動して、チューリップが咲き誇る横浜公園で優雅にカレードリアを堪能(ファミマ)。
 3月31日いっぱいで廃止される105系統の間門経由便を撮影して失敗し、ヨンケーレの追っかけへと復帰した。



◆ 中華街 14:20 → マリンタワー山下公園 14:35

 ここはある意味、撮影側としてはハイライト。中華街の門を潜るシーンを撮影できるからだ。
 ……が。土曜、晴れ、良い時間。中華街は人で溢れかえり、ヨンケーレがなかなか やって来ない。そもそも撮影しようとしている場所は、元町中華街駅の真ん前で、こちらも人が多くて撮影困難な状況だ。


 ▲ 中華街東門

 逆光に加え、大量の人を極力避けての撮影だと、これが精一杯。


 この後、マリンタワー前で観光客を降ろしたヨンケーレは、一旦駐車場へと回送される。
 てっきり人形の家の駐車場に入れると思ったが、どうやら違うようで、追いかけていくと、山下ふ頭へ入って行った。なるほど、同じ横浜市だから、そこんとこ融通が利くのか。

 実際、山下ふ頭と言っても山下公園側、シーバス乗り場の向かいの物揚場に停めたようで、撮影者向けのサービスらしい。
 しかし、埠頭側に入ってしまった自分にとって、今から山下公園に戻るのは面倒なので、埠頭入口で、再度ヨンケーレが戻って来るのを待つことにした。


 人の姿もなく、しばらく暇すると思いきや、猫が居た。
 キジトラ、三毛、黒猫の豪華3種類。カメラの紐をプラプラさせながらしばらく見つめていると、キジトラが擦り寄って来てくれた。

 心行くまでモフって愛でて、ふと顔を上げると、ヨンケーレの姿が無い。


 危ない危ない。もう物揚場を出発していたようだ。


 ▲ 波止場食堂付近



マリンタワー 15:25 → 赤レンガ倉庫 15:35


 ▲ マリンタワー

 マリンタワーと絡めて撮るには、これが精一杯。
 反対側の歩道に出てしまったため、少々時間ロスしたが、横浜税関前で普通に追いつく。ここで自転車を降りて横断歩道を渡り、赤レンガ倉庫方面へ先回り。ヨンケーレは右折信号待ちなので、ある程度時間を稼げる。



 ▲ 赤レンガ倉庫前

 赤レンガ倉庫と絡めそうなのはここだけだったのにプリウース!?
 バスの撮影は、鉄道と違って被られることが多いので、非常に苦労する。勿論、プリウスに罪は無い。


 赤レンガ倉庫に到着し、再度スナップ。光線があまりよろしくないが、一般車と並んで撮れるのは、ここくらいだろう。
 そんなことをしていると、ヨンケーレに乗っていたご夫婦の方が話しかけて来てくれた。


 「ずっと一緒に走ってましたよね。中でも話題になってますよ」


 はい。そりゃあ自転車で一日中観光バスを追いかけるようなアホ、自分以外にいるはずがない。
 運転手さんだけなく、乗客からも気付かれていたとは……。わざわざ教えて頂きまして、ありがとうございました。


 観光停車はここが最後なので、運転手さんに再度お礼を言い、最後に目星を付けていた場所へ。



◆ 赤レンガ倉庫 16:15 →MM地区車窓→ 横浜駅 **:**

 運転手さんが言うには、ヨンケーレは万国橋を渡って桜木町駅へ向かい、以降、回送と同じルートを走るらしい。
 そこで、地図から判断した、万国橋ランドマークタワーを収めることのできそうなポイントへと向かった。


 ▲ 横浜税関付近

 想像以上にヨンケーレが目立たぬ。


 この後ダメ元で追いかけてみたところ、桜木町駅で追いついたので、ランドマークと絡めて撮影。


 ▲ 桜木町駅

 万国橋のカットは いらなかったかもしれない。

 パシフィコ横浜方面へ車窓のために大回りるヨンケーレは、さくら通りを走れば普通に先回りすることができる。


 ▲ すずかけ通り西交差点

 ここで、多分……先ほどのご夫婦の方が、自分に向かって手を振ってくれていたので、喜んで振り返す。
 普段、イベント列車などを撮影する際、手を振るのは自分らの方だったが、逆に振られる立場になると言うのも、なかなか嬉しいものがある。どうもありがとうございました。


 さて、ヨンケーレは首都高の下に入り、横浜駅バスターミナルへと向かってしまうが、実はもう1発行ける。自転車通行可の歩道を通り、やって来たのは そごう裏。高島町方面からバスターミナルに入る時、地下道を通ってこちらに抜けて来るのだ。


 ▲ 横浜駅バスターミナル付近


 これにて完全終了。
 この写真を撮った時、運転手さんが会釈してくれたので、こちらも会釈で返す。安全運手お疲れ様でした。また、邪魔な自転車を寛容な心で迎えて下さり、ありがとうございました。



 春らしい陽気の中、バスを追っかけると言う誰もやらないであろうことに挑戦した結果は、大成功と言って過言では無い。
 多くの方と触れ合えた今回の小旅行は、まさに、地元再発見。サイクリングとはまた違う、スリリングで土地勘と計画性が存分に活かされる“気合いのチャリ追っかけ in 横浜”。
 おそらく最初で最後だが、また、他の人が思いつかないような(思いついてもやらないような)自転車旅を、計画してみたいと思う。



 ▲ 回送で営業所へ戻るヨンケーレ。お疲れ様でした!