6月27日・レトロ横濱号


9721レ  レトロ横濱1号  北鎌倉〜鎌倉


続いて、前日にちょこっと地図を見て撮れそうな場所へ移動。しかしそこは、予想以上に、ある程度は予想していたけど、本当に予想以上に草が生い茂っていたので、その途中の場所で妥協。いいんだ。今日の目的は観光だ。




9722レ  レトロ横濱2号  北鎌倉〜鎌倉



次の3号までの間に、長寿寺を見学。


そして撮影に復帰。動画:レトロ横濱号〜その2〜
9723レ  レトロ横濱3号  北鎌倉〜鎌倉



動画:レトロ横濱号〜その3〜
9724レ  レトロ横濱4号  北鎌倉〜鎌倉



撮影終了。

さて、ここからが本題。
まずは浄智寺へ。鬱蒼と樹木が生い茂る美しい境内は、国の史跡にも指定されています。この奥地、山を削られたような場所に、七福神の1人、布袋尊の石像が祀られています。なんとも人に好かれそうな笑顔。この方のお腹を撫でると元気が出るようで、自分も2,3回さすって来ました。


次は絶対行っておきたい明月院あじさい寺へ。その名の通り、境内には青や紫の紫陽花が咲き乱れ、多くの観光客で賑わっていました。
まずは鎌倉石の参道。紫陽花のベールに包みこまれます。



階段を登りきると本堂がありますが、その正面に、「枯山水」があります。これは石と砂で流水を表現したもので、細やかな波、岩が生み出す波紋が見事に表現されています。日本の庭園様式は中国などから伝わったものがほとんどですが、この「枯山水」は、完全に日本独自のものです。



本堂には、明月院名物とも言える丸窓があります。ここから眺める庭園の風景は実に興味深く、なんとも幻想的です。庭園には「遊ぶ庭」、すなわち貴族などが池に船を出したり、散歩したりして楽しむものと、「眺める庭」、すなわち部屋からの風景を楽しむものがあり、ここは後者に当たります。当時、この丸窓を眺めながら酒を楽しんだのでしょうな。



そして紫陽花。本当に綺麗でした。





人出は凄かったけれど、天気は良し、自然と日本の伝統文化に触れあい、目を楽しませてくれて、充実した観光の1日となりました。
帰りはバス停目の前でバスに逃げられながらも、渋滞していたので「これ追いつくんじゃね?」と思って走って走って次のバス停で無事乗車。バスに揺られ、うとうとしながら帰宅しました。