ちょこっとバスの話題でも

全面的にバスを利用して撮影を行った7日のレトロ横濱号。その途中、あのバスを見ることができたのだ。



神奈中バスの三菱KC-MP217M改。詳しくないからよく分からないけれど、1996年製のこの形式を見ることができたのだ。

写真は4月23日に撮影のもので、同日の日記にも書いたように、先月車検が切れて廃車となってしまった。昔よく同形式に乗ったことのある自分にとって、この2台の廃車はとても残念である。同車は横浜営業所に唯一残っていた車両で、いま自分がたまに乗る路線の運用にも入っていたのだが、結局乗ることはできなかった。

もう近くで見ることはないな……と思っていた矢先、その形式を見ることができたのだ。同形式は国道1号線で発見、戸塚駅行きであることから、舞岡営業所所属であることは容易に想像できた。
旧客撮影終了後、さっそく調べてみると、いたいた、舞岡営業所にも2台所属しているではないか。そしてそのうちの1台が、昔よく乗った、何となく思い入れのある社番“よ4”の転属車であることも判明。これには驚いた。そして嬉しかった。思い出がまだ生きている! とね。
しかしこの2台も、今年7月で車検が切れてしまうとのこと。やはり形あるもの、いつか終わりが来てしまう。バスは電車より寿命が短いんだね。地方交通に転属し、第2の人生を歩んでいる車両もいるなか、この2台はどうなるのだろうか。
何はともあれ、自分の成長を見守っていてくれた車両の廃車は悲しい。自分の成長……と言っては大げさかもしれないが、この“よ4”の運行開始は1996年。1996年と言えば自分はまだ小学校1年生。で、1年生から5年生の間、自分は習い事でバスを利用していた。そして5年生から6年生までは塾で、その後中2(2003年)で引っ越すまでも、自分はバスを利用していた。この“よ4”だが、2003年に現在の所属である舞岡営業所に転属したようで、本当、自分のバス利用期間にピンポイントで当てはまるのだ(と書いてみたものの、昔は舞岡営業所の車両も自分が乗る路線の運用に入っていた記憶があり、転属とか別に関係ないかも。また昔使ってた路線は、現在舞岡営業所の車両のみの運用となっているらしい)。


何か……、分からない人には本当申し訳ない記事でした。とりあえず、思い出が消えて悲しいってことが伝わっていればそれで十分です。