いすみ鉄道キハ52・臨時単行運転
いすみ鉄道のに渡ったキハ52。塗装の劣化が激しいと言うことで、首都圏色への塗り替えが決定した。
……だけならいい。しかしどうも、来年の検査を通さず運行終了することが、いすみ鉄道社長のお話から示唆された。
そんななか設定された、キハ52の単行運行。天気はうまい具合に快晴予報。……仕事なんかしてる場合じゃねぇ!
2月4日の首都圏は、雪が舞うほど冷え込んだ。そんななかの快晴予報……これは、富士山が綺麗に見えるに違いない!
そう意気込んで、少し早目に家を出た。MM地区と富士山を一緒に撮れると思い、海ほたるに立ち寄ってはみたものの、富士山はピンポイントで雲の中……。しかし、MM地区のバックには、有り得ない光景が広がっていた。
MMってこんな風景だったっけ!?
空気が澄んでいたからなのか、単に雪が目立っただけなのか、どちらにせよ、珍しい光景を見れた。
アクアラインを渡り、圏央道に入ってみれば、あたりは一面雪真っ白。木々もクリスマスツリー状態で、千葉県であることが俄かに信じがたい。
白い光景は撮影地も同じだった。
訪れたのは、ド定番、久我原付近のアウトカーブ(いすみ鉄道は初訪問なので、この先も定番を巡ることになる)。
この光景にキハ52となれば、大糸線と言っても通じそうな雰囲気。
しかし、時間とともに雪は消えていき、キハ通過時は うっすら残る程度になってしまった。
続いてはすぐ近く、鉄橋を渡る上り列車を狙う。
大多喜で追い越し、これまた定番、上総中川〜国吉の踏切へ。
と言っても、踏切は写さないと言う ひねくれ具合。今回は、極力人工物を写さない方向で行きます。
下り急行1番列車は、時間との兼ね合いから西大原〜上総東へ。
追っかけ先は、城見ヶ丘付近。少し背景がうるさい。
ラスト1往復。まずは月見ヶ丘〜上総中川へ。切り位置ミス。
ラストの場所確保のため、追っかけはせず、定番中の定番、中川〜国吉の踏切へ。光線はこの便がベスト。雲一つない快晴。期待が高まる。
……寒いなか待つこと約90分。
踏切はオマケ(笑)
この後、大多喜駅を少し見学。キハ52の入れ替えは、既に終わっていた。
近くで見ると、塗装の痛みがよく分かる。
記念急行券を購入し、16時過ぎには大多喜を後にした。
今回いすみ鉄道を訪れて、ちょっと書くべきかな〜、と思ったことが3つ。自分が言うことではないかもしれないが、気持ちよく撮影するためにも……。
・農道を塞ぐような駐車は厳禁!
近隣の方から通報があったらしく、パトカー、白バイの見回りが。ルールを守れないようであれば、取り締まりを行うとのこと。
・大多喜駅見学時は駐車場利用を!
留置されたキハ52を撮影するのに、路上駐車、私有地と思われる場所への駐車が見られたが、やはりそれは避けるべきだ。
自分は町営駐車場を利用したが、なんとここ、1時間無料だった。枠にも余裕があるので、是非こちらの利用をお勧めしたい。
・2月11日(火・祝)は道路混雑の可能性!
建国記念日もキハは走る。しかし、同日は夷隅郡市一周駅伝の開催日でもあり、ランナー優先のための交通規制や、路駐車の取り締まりが行われる可能性がある。
駅伝は9時35分に大多喜付近を一斉スタート、新田野付近まで、いすみ鉄道と並行する道路がルートとなる。
時間的に“急行1号”とモロ被りするため、車利用の際は駐車場所に十分注意する必要がある。
本日お会いした皆様、寒いなかお疲れ様でした。